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還暦祝い

還暦祝いとは

還暦祝い

還暦とは、干支(十干十二支)が一巡し、起算点となった年の干支に戻ることをいいます。 通常は人間の年齢について言い、数え年61歳を指します。ですが、現在では、数え年に代わって満年齢を用いることが 多くなったため、数え年61歳に代わって満60歳を還暦とする考え方が一般的になってきています。還暦と満60歳の 誕生日とは無関係ですが、一般的に還暦祝いは満60歳の誕生日を中心に行なわれることが多いです。

還暦に贈るもの

最近では、還暦祝いはご家族や内輪の方々だけで行われることが多いようです。 「還暦には赤いちゃんちゃんこ」という習慣もまだまだ残っていますが、これらに抵抗のある方もいるようです。 もともと、赤いちゃんちゃんこや頭巾をかぶる習慣には、暦が一巡りして最初に戻る=赤ん坊に戻るという 意味合いがありました。同時に赤は、神社の鳥居などを見てもわかるように「魔除けの色」。 新しい人生を災いなく過ごし、もっともっと長生きしてほしいという願いが、この赤い色に込められてきました。 最近では最近では、赤色は情熱の色、積極性や行動的な心を起させる色という考えもありますので、 ちゃんちゃんこに抵抗のあるかたには赤色の小物や洋服などを贈ると喜ばれるかもしれません。 贈り物にかかわらず、要は還暦を迎えられた方に心から喜んでいただけることが何より大切であることは、 言うまでもありませんね。

緑寿祝いとは

数え年66歳、すなわち満65歳を祝う「緑寿(りょくじゅ)」このお祝いは「緑寿」2002年 に全国百貨店協会が提唱し、はじりました。百貨店が提案した経緯を知れば、商魂たくましい日本の市場が 生み出したと、皮肉な目で見てしまう方もおられるでしょうが、ご本人にとってはお祝いされることは 何回あってもうれしいもの。大切なのはお祝いをされる心。そのふさわしいかたちをいろいろ考えてみるのも 良いものです。

喜寿祝いとは

世界でも冠たる長寿国となった日本。長寿の実感がわいてくるのは「喜寿」だと 感じる人が最近は多いそうです。ほんの数百年前まで「人生五十年」と言われていたことを考えると まさに隔世の感ですね。その「喜寿」を祝う習慣が始まったのは室町時代と言われています。 喜寿の前の還暦や古希の祝いは中国から伝わってきたものですが、長寿を祝うという習慣が定着する中、 「喜寿」を祝う習慣も発生したようです。なお、喜寿以降の長寿祝いは日本で独自に生まれたものだと 考えられています。

喜寿祝い用のお店は探しやすい?

ご長寿祝いに、家族揃って食事会。そのお祝いにちなんだ店を探そうとネットで 検索してみると…。こんな時、探しやすいのが喜寿祝いのお店かもしれません。というのも、 還暦という店名は有りそうで有りません。また、古稀の場合は、その特殊ないわれ(古稀の由来参照)のため、 店名にするのは難しく、米寿以上になるとあまりに長寿祝いに直結してしまうため、店名としては使いにくい ようです。それもそうですね。長寿祝い専門店と思われてしまえば、お客様の層を狭めてしまうことにもなり かねません。

しかし「喜寿」となると、けっこうお店の名前にヒットします。なぜでしょう。 実はこれは文字にあります。種を明かせば、「喜寿」の言葉が組み込まれている店名が多いのですね。 とりわけヒットするのが寿司屋。確かに、「○喜寿司」などという店名は決して個性的な名前ではないかも しれません。たとえば○の部分に「安」とか「大」とか「皆」とか入れてみてください。むしろ、いかにも お寿司屋さんっぽい名前になります。というわけで、喜寿祝いにふさわしい店を選ぶのは、他の長寿祝いに 比べて簡単かもと…ちょっとダジャレ感覚な話のネタです。

古希祝いとは

古希とは、70歳のこと。
唐の詩人杜甫の詩・曲江「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」
(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。(しかし)七十年生きる人は古くから稀である) に由来します。還暦は数えの61歳ですが、古希は数えの70歳のこと。お祝いの色昔から高貴な色とされている 紫色ですので、お祝いには紫色の物をプレゼントすると喜ばれるかもしれません。

「古稀」か「古希」か?

「こき」と調べれば「古稀祝い」とあったり「古希祝い」とあったり。 いったいどちらが正しいのでしょうか?本来、古希は中国の故事「人生七十古来稀也」からきているため、 「稀」の字が正しかったのですが、「稀」が常用漢字ではなかったため、1946年の当用漢字制定の際に 「稀」の代用として同じような意味を持つ「希」の字が使われるようになりました。

喜寿祝いとは

古希とは、77歳のお祝いです。 「喜寿」を祝う習慣が始まったのは室町時代と言われています。

なぜ、77歳の祝いを「喜寿」と呼ぶようになった理由は「喜」文字にありました。「喜」の字を草書体や 略字にすると漢数字の「七」を3つ合わせた形になります。しかし、いくらなんでも777歳という年齢は ありえませんので、「七」が2つの77歳を古希の次の長寿祝いの歳にしようということになったのです。

米寿祝い

米寿は88歳のお祝いです。米寿の習慣が定着した時期については、 実のところはっきりしていません。70歳の古希祝いが発生したのが室町時代と推定されていますから、 それ以降であることは確かだと思われます。

米寿の由来も「米」という文字にありました。
「米寿」の「米」の字を分解してみてください。軸が「十」、それを2つの「八」が囲む形になっています。 「八」という字は古来、日本では末広がりで縁起が良いとされてきました。同時に、瑞穂の国である 日本においては、「米」もまた大切な言葉。その2つがちょうど一致するのが「88歳=米寿」です。